この映画「レナードの朝」は、難病に立ち向かう医師と10代や20代の若い頃から難病を患った患者達の
実話の物語です。
「レナードの朝」を見て、パーキンソン病について少し理解することが出来ました。
パーキンソン病の症状として、患者達に心の問題や異常な箇所は特になく、至って正常なのにも関わらず身体に異変が起きてしまい、薬を投与しなければ徐々に身体が堅くなったり、ブルブルと震えてしまうのです。
薬を投与すると少しはラクになり、人と会話できるレベルまで回復します。が
時間が経つと元に戻ってしまう。
そして段々と薬の量を増やして治療続けるですが、薬の副作用が出て会話できるレベルにいた人達も結局元通りになってしまうのです。
パーキンソン病の具体的な治療法は分りませんでしたが、「人の心は死んでいない」という言葉が心に残りました。
10代や20代の頃に難病を患った人は、彼らからすればそこから時間が止まっていて、それまでの記憶はしっかりと残っているということが驚きでした。
その後は何十年と空白の時間を過ごし、記憶が残っているだけで奇跡のようですが、しっかりと母親の顔を覚えていたり、昔の記憶は残っているそうです。
そう思うとこれから身近な人がパーキンソン病になって、身体や言葉が上手く話せなくなったとしても、今までの記憶や出来事はちゃんと覚えているし、介護する側の気持ちも少し希望を持って接することができるのではないかなと思いました。
だから絶望することなく、きっと自分の声は届いている!であったり、希望を忘れずに接して行くことが必要だと思いました。
もちろん当事者の気持ちは分りませんが、向き合う姿勢や家族の大切さを感じた愛のある作品です。
映画「レオナードの朝」を見ると、より詳しく分ります。
難病に立ち向かう医者、患者、そしてその親御さん。それぞれが不安の中でもがきながらも希望を信じて行くことの難しさ・・・
考えされられる映画となりました。
パーキンソン病について理解を深めたい人は
オススメの映画です!
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ご覧いただきありがとうございます!